ナンパ記事

初めてのストナン即-チャラさと真面目のギャップを武器にする-

 

ストナンを始めて約3ヶ月。

 

初めてストナンで即を達成。

 

 

初即かつタイプの子をゲット。

初めて自信が芽生える瞬間を感じた。

自分にとってとても大切な一日。

忘れないために記事を書きます。

 

 

アプローチ冒頭

 

2017年1月6日。夜20時頃。

仕事終わりに梟でスト。

sousouさんと合流させていただく。

 

地蔵トークが盛り上がる。

テンションが上がったところでコンビにも挑戦。

ソロでは初心に戻ってドロップアプローチ。

 

知る人ぞ知るじゃがりこアプローチだ。

 

 

声かけの冒頭。

 

場所は人に邪魔されないところ。

ポジションは斜め前から。

タイミングは目が合い、認識された瞬間。

声は何を言っているかわかるように大きく、はっきりと。

基本を忠実に守る。

 

 

なっち「ね、これ落とさなかった?」

女の子「・・・」

じゃがりこを見せる。

 

な「じゃがりこ。落としてない?」

女「落としてないです」

な「落としてない?俺拾ったんだけど」

女「いや」

な「さすがに違うよな。じゃがりこは」

 

笑い反応はない。

すぐに切り替える。

 

 

共有スペースを拾う

 

相手の持ち物で特徴的な物を探した。

 

 

・・・あった。

熊のマフラー。

 

な「てかなんで熊巻いてんの?」

女「笑。熊じゃないです」

な「え、何。めっちゃ可愛いんだけど。熊じゃないの?笑」

女「熊じゃないですよ」

な「違うの?」

女「はい」

な「何?笑」

女「・・・」

な「それだけ教えて。犬?」

女「熊です。」

な「熊じゃねーか笑」

女「笑」

な「仕事帰り?」

女「そうです」

な「お疲れ」

女「お疲れさまです」

な「仕事帰りに一杯飲みたくない?」

女「大丈夫です」

な「まぁエスカレーターまで送るよ」

 

テンパってすぐに連れ出し打診をしてしまう。

頭がいっぱいになる。

とりあえず反応をとれたマフラーで攻める。

 

な「あったかそうだな。熊のマフラー」

女「あったかいですよ」

な「てか珍しいよね。初めて見たわ」

女「変ですか?」

な「いや、似合ってる。すげーかわいい」

女「恥ずかしい」

な「俺も欲しい」

女「笑」

な「くれよ」

女「それは無理です。笑」

な「じゃあ30秒だけ貸して」

女「笑」

 

やはり共有スペースが拾えると強い。

 

相手の身につけているもの。

相手の表情、言葉、行動、リアクション。

その場にあるもの。

自分と相手で共有できるもの全てが共有スペースだ。

 

人は自分に関係があるものに興味を示す。

そこから会話は広がっていく。

だから共有スペースは非常に有効な武器となる。

 

 

ギリギリで連れ出し

 

それから数分間平行トーク。

 

改札が近い。まずい。

 

再びの飲み打診。

 

な「待って!1杯だけいこう!」

 

 

女「・・・いいよ笑」

 

 

通った。

 

 

連勤した帰りでちょうど飲みたかったとのこと。

良かった。

内心ガッツポーズ。

 

近くの適当な居酒屋に入る。

 

相手はアパレルで働く年上のサブカル色が強めの子。

色白でショートボブ。

笑顔が可愛い。

タイプだった。

 

ここではアパレル子とする。

 

話していく内に自分とフィーリングが合うことがわかった。

 

わざわざ感性を合わせにいく必要がない。

 

自然に自分の得意なフィールドに持ち込めた。

 

コミュ力が高くて、話しててめちゃくちゃ楽しい。

 

発想も豊かで柔軟性がありそう。

 

自分の恋愛観を素直に話してみてもいいかもしれない。

 

 

深い話でギャップを生み出す

 

ナンパはチャラく見られる。

だが、その分真面目さが生きる。

その差が大きければ大きいほどギャップが生まれるからだ。

 

真面目に生きてきたことは無駄にはならない。

僕はそう信じている。

 

 

アパレル子「なんで声かけたの?」

な「タイプだったからに決まってんじゃん」

 

当たり前の事聞くなよお前。みたいなマインド。

 

サ「そうだよね。 私も男だったらナンパしたり遊びまくってみたかった笑」

な「まぁ遊びたいだけじゃないけどな。笑」

 

恋達さんの深い話を踏まえて持論を展開した。

 

もちろん相手の反応を見ながら。

 

相手の価値観とズレるようなら話さない方がいい。

 

話す内容は相手によって調整するべきだ。

 

あと、時々は笑いを入れながら。

 

 

深い話の概要。恋愛における価値観。

・将来のパートナー選びが死ぬほど大事な話

・今までのコミュニティの中で相手を見つけるのは困難、妥協が生じる

・いずれはナンパで理想の相手を見つけて引退する

・理想の相手に出会った時、俺は相手の期待に応えらえる人間なのか

・将来パートナーを絶対に幸せにする。そんな男になる

・経験が何よりも大事。いろんな経験を積んで男としての魅力を磨く

・ナンパはそのための手段の1つ

・ナンパを通して得たものは大きい。恋愛だけではなかった

・日常生活や仕事でナンパが生きたことを実感したエピソード

・男性と女性では年齢の重さが違う

・だから付き合うことに責任を持たなくてはならない

・恋人ができたらナンパはしない。相手と真摯に向き合いたい

・まだまだ自分は未熟。だから付き合ったりはしない

・それでもついてきてくれたからには楽しませたい

・声をかけてくれて良かったと思わせたい

 

そこまで深い話になっていないかもしれない。

 

ただ、差別化はできたと感じる。

 

「意外!」という発言が出た。

 

相手の目の色が変わっていくのがわかった。

 

好反応であることは理解できた。

 

本来ならば相手によって話の角度を変えていかなければならない。

 

ただ、僕にはまだその余裕はなく、経験不足だった。

 

今回は上手くハマって良かった。

 

 

この経験から、深い話に入るまでの演出が大事だと学んだ。

 

・てきとうに見えて、実はしっかりしている

・ぶっきらぼうだけど、本当は優しい

・チャラそうだけど、相手のことを考えている

 

自分の魅力を最大限に引き出すためにあえて逆の演出をする。

ギャップのある人は魅力的に映る。

上手く使いこなしたい。

 

 

食いつきを確認するサイン

 

2時間以上話しただろうか。

 

十分関係を気づくことができたのを感じたので店を出る。

 

(実は終電なくなるまで保険かけてた。笑)

 

今思い返すと食いつきのサインは出ていたと思う。

その場でサインだと気づく余裕はなかったが。

 

・相手からの質問

(自分に興味があるサイン)

・言い合える関係

(相手が心を開いた状態のサイン)

・「普段はナンパには着いていかない」という発言

(よく思われたいサイン)

 

これらは相手からの食いつきを確認するサインだ。

 

食いつきは感覚でわかる人とそうでない人がいる。

 

モテてきた人にとってサインなんて必要ないかもしれない。

 

僕は感覚よりも理論を信じた方が上手くいくと思った。

 

感覚だけでやってきて全然モテなかったのだから。

 

 

決死のホテルクロージング

 

 

店を出たすぐ先には階段。

 

「気をつけて」と言いつつ手を握る。

 

手をグイと握ったら握り返してきてくれた。

 

ハンドテスト成功。

(手を繋ぐ→手を握ったら握り返すの2段階をクリアする)

 

 

いける。

 

 

ア「どこ行く?」

な「とりあえずコンビニで酒でも買うか」

 

ホテル街へ少しでも近づいておく。

今できそうなことは全てやる。

 

コンビニを出たところでド直球で勝負した。

 

 

な「ホテル行こうよ」

 

 

 

 

 

アパレル子「笑。いいよ。」

 

 

 

通った。

 

嬉しい。

抑えていたけど、絶対にやけてた。

 

 

クロージング後の回想

 

 

ホテル内で乾杯してそのままキス。

気づけば朝になっていた。

最高だった。

 

今回のゲットは非常に満足できるものだった。

 

最初から最後までずっと楽しかった。

 

同時に葛藤が生まれた。

 

フィーリングが合う。

一緒にいて楽しい。

好きになってしまいそうだった。

 

心からまた会いたいと思った人は初めてだった。

 

後日、家に遊びに行った。

 

やっぱり素敵な子だ。

気持ちが冷めない。

付き合いたいと思ってしまった。

 

愛したいし愛されたい。

自分で決めたルールが揺らぎそうだった。

 

それでもナンパをやめるつもりはない。

伝えたことには責任を持つ。

自分にも相手にも嘘はつきたくない。

 

嬉しい反面、僕は揺れていた。

 

もちろん自分の中で答えは出ていた。

 

付き合うことはない。

だが、友人として大切にしていきたい。

 

 

一方で、自分の可能性を感じた出来事でもあった。

 

運が大きく味方してくれた。

 

だが、恋愛で右も左もわからなかった自分。

 

その自分がストナンで好みの子をゲットできたこと。

 

まだまだ成長過程の現時点で結果を出せたこと。

 

ストナンのうまみを知ったこと。

 

初めて自信が芽生える瞬間を感じたこと。

 

これからの自分に希望を持つことができた。

 

ワクワクしていた。

 

成長した先の景色を見てみたい。

 

 

ABOUT ME
なっち
恋愛、仕事、お金、人間関係、低身長、いじめ、劣等感、コミュニケーション、社会不適合、あらゆるコンプレックスと向き合う過程で自分が本当に欲しかったものは自信であることに気づく。 20代後半。身長150台。夜職経験あり。 コンプレックスだらけだった自分がストリートナンパをきっかけに人生を切り開く。 人生を賭けて自信を追求中。