行動できないことが悩み
動かなきゃ人生は変わらない。
行動の重要性は理解している。
だが、行動できないこと自体に悩んではいないだろうか?
それを解決しないと何もできない。
逆にそこを突破すれば前に進める。
行動することによって、さらに行動できるようになる。
矛盾するようだが、行動できるようになるためには行動が必要だ。
行動できないのには大きく2パターンある。
片方が原因の場合もあれば、両方に原因がある場合もある。
1つは必要性を十分に感じていない場合。
明確な目標がないという人に多い。
ただ漠然とモテたいとか思っている。
自分が本当はどうなりたいのか?
そのためにどのような行動が必要か?
それを探求する行動が必要になる。
もう1つは自信がなくて行動できない場合。
失敗が怖い。
リスクを考えてしまう。
こちらも行動することで解決するしかない。
それでは、もともと自信がない人はどうすればいいのか?
そのコツは「小さく行動する」ことにある。
まずは行動しない弊害を伝え、その後「小さく行動する」について述べる。
行動しないと自信がなくなる
負のサイクル①失敗を恐れて行動しない
自信がない
↓
行動しようと思っても失敗が怖い
↓
何もしない方がマシ
↓
行動しなかったことを責める
↓
自信がなくなる
↓
ますます行動できない
↓
・・・
行動しなきゃ自信は変わらない。
それは甘い考えだ。
行動しないと自信がつかないどころか、自信がなくなる一方だ。
負のサイクル②完璧主義で行動しない
自信がない、完璧主義
↓
納得するまで行動できない
↓
▪️行動量が少ないから自信がつかない
▪️成功しても完璧でなければ失敗と思い込む
↓
行動量も少ない上に失敗ばかりしている思い込み
↓
自信がなくなる
↓
ますます行動できない
・・・
完璧主義は身を滅ぼす。
僕も完璧主義にはかなり苦しめられてきた。
まず、完璧主義は治らないという自覚は必要だ。
完璧主義は良い面と悪い面がある。
悪い面を改善できれば上手く付き合うことはできる。
悪い面で代表的なのは、行動できなくなること。自分を認められないこと。
特に完璧に成功しなければ失敗だと思い込む「0か100思考」だと死ぬ。
どれほど上手くいこうが自分を認められないのだ。
その認知の歪みを改善しなければ、一生自信はつかない。
負のサイクル③言い訳して行動しない
自信がない
↓
行動しない理由を探す
↓
願望は叶わない
↓
言い訳して行動できなかった自分が情けない
↓
自己評価が下がる
↓
そんな自分が行動しても無駄だとまた言い訳
↓
ますます行動できない
↓
自信がなくなる
↓
・・・
「十分に準備できたら行動する」
「納得できたら行動する」
「自分には才能がないので」
「チャンスがきたら」
そんなことを言った覚えはないだろうか?
言い訳する自分が嫌になったことはないだろうか?
正当化することで行動のリスクは避けられるが自信はなくなる。
「小さく行動する」とは?
じゃあどうすればいいんだよ、と思うかもしれない。
実際、行動できない悩みは行動によって解決するしかない。
自信がない人が行動するにはコツがいる。
そのための「小さく行動する」だ。
小さく行動するためには「ハードルを下げる」ことが必要だ。
たとえば、ナンパで地蔵してしまったとしよう。
その時あなたは何を考えるだろうか?
「道聞き」から始めようと「ハードルを下げる」ことはできるだろうか?
もっと言えば「道聞き」もキツい場合がある。
僕にとっては人に道を聞くことですら、生死をかけた戦いだった。
「道聞き」もできないなんて自分はクソだと思うかもしれない。
安心してほしい。
クソなのは自分ではなくその考えだ。
さらに「ハードルを下げる」のだ。
女性のななめ前までスタスタ歩いていき、アイコンタクト。
そして、声はかけない。
それができれば成功だ。
「声をかけない」という意識があるだけで楽になる。
それでは意味がないと言う人がいるかもしれない。
そんなことはない。心理的な負担は確実に下がる。
道聞きぐらいなら、とそのうち思えるかもしれない。
学ぶ視点があればスキルも向上する。
自然さ、距離感、身体の向き、ポジショニング。
学べる要素はたくさんある。
それも厳しいという人がいる。
全然問題ない。僕もそうだった。
さらに「ハードルを下げる」のだ。
アイコンタクトだけでも練習すればいい。
前から歩いてくる人の黒目を見る。
相手が目線をそらすまで自分もそらさない。
自分が先にそらしたら負け。
相手が先にそらしたら勝ち。成功だ。
あなたは何戦何勝できるだろうか。
この練習は後で必ず役に立つ。
その後、相手の目を見て話すことができるようになる。
心理的に優位に立てるようになる。
何か言われたら、と思うかもしれない。
知り合いかと思ったと返せばいいだけだ。
と言うより、まず言われない。
そして、まだ「ハードルを下げる」こともできる。
心理的に追い込まれているとアイコンタクトも難しい。
そんな日もある。
その時は、心理的負担ゼロの行動をしよう。
街をぶらぶら歩くだけでいい。
人や街を観察してみよう。
「あの人の歩き方かっこいい。真似してみよう」
「最近はあんなファッションが流行っているのか」
「美女の隣にはどんな男が歩いているんだろう」
「この店は連れ出し先に使えそうだな」
「ホテルまでの導線を確認してみようか」
未来につながることならば、立派な行動だ。
それはもはや成功である。
できないことではなく、できることに目を向けよう。
地蔵して自信を失くして帰るより遥かに良い。
後で経験は生きる。
行動している内に必要なものが見えてくる。
合流や誰かに教わることが必要性も見えるかもしれない。
目的に対しての行動に無駄なことはない。
それは技術的にも自信をつけるためにも必要なことだ。
ここではナンパの地蔵について述べたが、他も考え方は一緒だ。
勉強だったらまずは1分机に向かってみる。
コミュニケーションなら職場での挨拶から変える。
とにかく小さいところから始める。
脳科学的にも一歩目を踏み出すことでモチベが上がる。
「小さく行動する」のだ。
行動することで自信がつく
行動することでさらに行動ができるようになる。
これは感覚的にも理論的にも正しい。
ここで自信と行動のサイクルを見てほしい。
行動しやすい選択をする
↓
これだったらできるかも
↓
行動する
↓
成功する、前に進む
↓
自信をもてる
↓
さらに行動できる
↓
・・・
行動することで自信がつき、さらに行動できる。
だから「小さく行動する」ことを推奨している。
行動できない悩みは「小さく行動する」ことによって解決する。
小さく行動するためには、ハードルを下げること。
ハードルを下げるコツは以下のようなものがある。
■得意なことからやる
■心理的負担が低い行動を選択する
■成功確率が高い行動を選択する
■リスクが小さい行動を選択する
■人の力を借りる
行動したら自分をほめてあげよう。
自分の成すことを全肯定しよう。
諦めずに行動することで道は開ける。