マインド

低身長コンプレックスを克服する方法と向き合い方

 

 

低身長に必要なマインドは何だろうか?

低身長に対してどう向き合うべきなのか?

その答えを示そうと思う。

 

低身長と向き合うマインド

 

低身長に必要なマインドはたったの1つだけ。

 
 

 

「身長なんて関係ねえよ」

 

 

それが最も重要なマインドである。

 

実際、低身長は大きなマイナス要因。

それが事実であることに変わりはない。

この気持ちは低身長の人しかわからない。

 

身長は関係ないと言われたことはないだろうか?

 

「ふざけんな、お前に何がわかる」

 

そう返したいのが本音ではないだろうか。

コンプレックスの苦しみは本人しかわからない。

ましてや自分より背が高い人に共感はできない。

 

「もし身長さえ高かったら」

「寿命を半分削ってでも身長がほしい」

「生物的に男として劣っているのではないか?」

 

そう思った回数は数千回を超える。

周りの男が羨ましくて仕方がなかった。

馬鹿にしてくる人が憎かった。

身長について語る女も憎かった。

理想の身長とか何かと身長を話題にするあらゆるメディアを恨んだ。

全てが憎い。ボコボコにしてやりたい。

 

抑圧された感情はひたすら自己に向かう。

自己否定に自傷行為。

負のサイクルから抜け出せなかった。

 

「なんで背が低いだけで馬鹿にされなければならないのか」

「身長だけは努力したところでどうにもならない」

「身長が高いだけで中身も何もない男がモテる世の中が嫌いだ」

「そもそもこんなことを考えてしまう自分がもっと嫌いだ」

 

本当にみじめな気持ちになる。

背が低いだけで舐められ雑に扱われる。

それが自分を卑屈にし、さらにモテなくなる。

両親さえ恨むほどに自分を呪い続けた。

 

「気にすんなよ、関係ねえよ」と言われても、

決して簡単に納得できることではない。

それを承知の上で、僕は伝えたいのだ。

 

「身長なんて関係ねえよ」と。

 

 

低身長自体がマイナス100点だとすれば、

低身長を気にすることはマイナス1000000000000点なのだ。

 

 

低身長でナンパの結果を出せる人は少ない。

だが、本質は気にしているところに問題がある。

 

気にしている時点で、言動やノンバーバルに出る。

女性は自信や余裕のなさに敏感だ。

違和感の一発で『ナシ』の烙印を押される。

見た目のまんま、小せえ男だなと映る。

 

どんなに会話を改善したところで無意味。

根本が変わらなければ何をやっても無駄だ。

コンプレックスが人生に与える影響は尋常ではない。

それはナンパとか女性関係だけじゃない。

人生や幸福度においてもそう。

幸せになりたいなら立ち向かうべきなのだ。

 

コンプレックスの改善全般に言えるのは、

努力でどうにかなる部分は、

死ぬ気で改善してしまった方が早いこと。

努力でどうにもならない部分は、

解釈を変えるか、生かし方を考えること。

 

以下の『ニーバーの祈り』は本質的な内容だ。

神よ、変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

 

 

身長は努力でどうにもならない部分が多い。

姿勢の改善などできることはあるが、

残るは靴で身長を盛るぐらいしか選択肢はない。

変えるべきところは身長に対する解釈とマインドだ。

 

ちなみに具体的な改善策はこちらでまとめている。

低身長ナンパ師の現状と対策-身長を圧倒的に伸ばす方法-

 

 

低身長コンプレックスを克服した時

 

僕は高身長の子が好きだ。

自分にないものへの憧れかもしれない。

だが、今は好みの問題として落ち着いた。

結局、コンプレックスが原因で歪んでいたのだ。

 

低身長コンプレックスは根深い。

人生レベルの障害は簡単には乗り越えられない。

結果も必要だった。

少なくとも僕は結果なしには克服できなかった。

 

低身長コンプレックスの根本は、

女性へのコンプレックスにある。

僕もそこで結果を出す必要があった。

 

僕は特に3つの結果を出す過程で、

低身長コンプレックスを克服した。

 

1つ目は、ナンパで成功体験を積んだ時。

「低身長でも認めてくれる人はいる」

自分の可能性を見出すことができた。

 

2つ目は、高身長の子と繫がった時。

「相手が高身長でも関係ない」

絶対無理だと思っていたのは、

単なる自分の思い込みだったことを知った。

 

3つ目は、低身長であることを生かした時。

「あまり悪いことばかりでもない」

弱みを強みに変えた瞬間は自信になる。

自分の弱い部分やマイナスな部分だけを見てしまっていたことに気づけた。

 

「絶対にダメだ」というのは思い込みで、

努力の過程で自分の認識を変えることができた。

 

 

低身長でも高身長の子と付き合える

 

低身長でナンパしている人の中には、

高身長の子にアプローチできない人が多い。

もし、高身長の子が嫌いならば別に構わない。

だが、精神状況が原因ならば改めてほしい。

 

 

一般的に高身長が好まれるのは事実。

一方、相手との身長差はあまり関係がない。

 

 

背が高い子の中には、

背が低い人は絶対無理という人がいる。

逆に背が高いからこそ身長を気にしない人がいる。

 

背が低い子の中には、

自分も低いから相手の身長を気にしない人がいる。

逆に低いからこそ相手に高身長を求める人もいる。

 

結局、身長に対する考え方は人それぞれ。

僕は身長を気にしない子が好きだ。

精神的に成熟している場合も多い。

 

 

そもそも身長で無理と決めつける人は、

「相手にしなくていい」というのが僕の考え。

 

 

たとえば、身長で足切りされることがある。

気にすんなとしか言いようがない。

合わない人と無理に絡む必要はなくなり、

時間を浪費せずに済んで良かったと思える。

 

身長を気にしない人はいくらでもいる。

それを経験で学んでいくことで、

選ばなくていいという余裕が生まれる。

 

実際、僕は高身長の子を何人もゲットし、

中には逆18cm差の子もいた。

今まで付き合ってきた子も僕より背が高い。

身長を気にしない相手を見つけた方が早い。

 

「身長が低いから無理」と言われることだってある。

そんなどうでもいい女相手に落ち込むことはない。

「身長低いけど、あなたは特別」

そんなことを言ってくれる人だっている。

自分次第で認めてくれる人は絶対にいる。

 

 

低身長の生かし方

 

低身長はいじられた時こそ生きる。

 

たとえば、低身長を指摘された時、

苦笑いしたり、ムキになってしまう人がほとんど。

あなたならどうするだろうか?

 

何度も言うが、低身長自体が問題ではない。

気にしていること自体が最悪なのだ。

 

「弱い所を指摘された時にどうするだろうか?」

 

女性はよく見ている。

器の大きさを試されている。

 

「背低くない?」

と、女性に身長を指摘されたとする。

僕だったらこうするという一例はこうだ。

 

 

相手を楽しませるように返す。

強めに切り返すことで自分の価値も下がらない。

上手く返せる人はほとんどいない。

だからこそ差別化になる。

 

「この人は気にしていない」

「むしろ楽しませようとしてくれている」

 

そう気づいてくれる相手もいる。

あなたの頭の回転の速さや余裕、

居心地の良さを感じてくれるだろう。

 

身長に限らず自分の弱い部分を生かせる人は強い。

ユーモアで乗り切ってしまえば問題ない。

 

 

低身長は身長を盛るべきか

 

矛盾するようだが、身長は素直に盛った方がいい。

特にクラナンとネトナンは顕著に影響がある。

 

低身長とクラナンについて

 

相対的に比較されるフィールドのため、

見た目の価値は他よりも高い。

とりわけ身長の価値の比重が高い。

場所も暗いので、顔よりも雰囲気が大事だ。

『顔<身長のフィールド』である。

 

クラブに行く時だけ身長を盛る人もいる。

シンプルに身長を盛る価値は高い。

使えるものは何でも使うべきだ。

 

低身長とネトナンについて

 

ネット上では判断材料が少ないため、

身長の低さは必要以上にマイナスになる。

プロフィールの身長は盛っておこう。

身長を気にしない女子がいるとはいえ、

身長でフィルターをかけられると認識すらされない。

 

会う時も身長を盛っておくのが無難だ。

年収や職業はいくらでもごまかせるが、

身長だけはごまかせない。

身長そのものが問題ではなく、

1つ嘘をついた事実が問題になることもある。

 

後でバレる分には問題ない。

何か言われても気にせず流せばいい。

僕は一度も気まずくなった経験はない。

 

仮にバレたことが問題になるとしたら、

低身長を気にしているような言動をしたか、

そもそも関係性を築けていないか、

よっぽど相手の性格が悪いかのいずれかだ。

 

低身長とストナンについて

 

低身長で最も逆転が効きやすいのはストナン。

相対的に比較されにくい状況かつ、

相手のイメージを覆しやすいからだ。

 

移動が多いストナンでは歩きやすさも重視したい。

歩きにくい靴に意味はない。

逆に、支障がなければ盛っておいて損はない。

 

もちろんペタンコ靴でもマインドは一定だ。

「身長なんて関係ねえよ」

冒頭で伝えたマインドを忘れないでほしい。

 

真の男は不利な場面でも結果を残せる。

結局はどんな状況でもマインドを一定に保てる男が最強である。

 

 

低身長はそもそも問題なのか

 

そもそも顔や身長、年齢の見た目要素は

どれほど問題になるのだろうか?

 

一般的に対女性関係で結果を出している男は、

若くて容姿が整っているケースが多い。

 

 

一方、容姿や年齢の問題を一切感じさせずに、

圧倒的にモテている人がいるのも事実。

 

彼らは間違いなく強いマインドを持っている。

それは理不尽な状況にも言い訳せず、

自分と向き合い続けた先にあるものだ

社会的に成功している人も多い。

 

彼らにとって容姿や年齢は取るに足らない問題。

見た目の半分以上は努力で変えられるし、

見た目以外にも魅力となる要素はたくさんある。

しかも、後天的に努力で手に入るものばかり。

努力すべきことはいくらでもある。

僕たちは身長なんかを気にしている暇はない。

 

 

「身長が低いからモテない」

そう言う男のモテない原因は身長ではない。

問題は120%他にある。

身長を言い訳にして逃げたいだけだ。

 

 

低身長をポジティブに捉える

 

とはいえ、低身長コンプレックスは根深い問題。

途中で諦めてしまう人も多い。

低身長でモテる人やカッコいい人は正直少ない。

それは容姿ではなく、気持ちで負けているからだ。

 

「優しそう」「可愛い」「弱そう」「頼りなさそう」

 

低身長は初見でそんなイメージを持たれやすい。

その経験がさらにセルフイメージを悪化させる。

だからコンプレックスの呪縛から抜け出せない。

 

一方、そのイメージを覆すような男がいる。

そのイメージを逆に利用する男がいる。

 

そんな男は例外的だから魅力的なのだ。

 

たとえば、漫画やアニメを想い浮かべてほしい。

小柄でも魅力あるキャラクターがいる。

しかも主人公だったりする。

魅力的と思うのには理由がある。

もはや身長の低さなんて感じさせない。

 

自分は主人公みたいに魅力的ではない?

最初はみんなそうだ。

コンプレックスを克服する過程、

苦しむ過程、努力する過程全てが魅力になる。

人生の主人公は自分。

過程あってこその自分だ。

 

 

悩むのは自分とちゃんと向き合っているからだ。

てきとうに毎日を過ごしていたら深刻に悩まない。

そんな人生は死んでいるのと一緒だ。

満足した豚であるより、不満足な人間の方がずっといい。

 

 

そもそもコンプレックスはチャンスでもある。

 

「死にたくなるほど苦しい」

「何が何でも克服したい」

 

その感情には尋常ではないエネルギーが秘められている。

不快感はあなたを変えるためにある。

利用してやればいい。

 

 

散々人生を悩ませるコンプレックス。

やっぱり文句を言ってしまいたくなることはある。

”それも含めて自分”と受け入れられる人間は強い。

コンプレックスと上手く付き合えるか。

敵ごと愛せる器を持てるか。

 

僕は自分に向いたベクトルを他人に向けた。

弱い自分が何とか変わろうとして、

必死でもがいていたら応援してくれる人が現れた。

そして勇気をもらったと僕に言ってくれた人がいる。

 

そういった経験はやっぱり嬉しいし、

諦めなかった自分に自信が持てるようになった。

同じように悩む人の力になりたいと思った。

 

 

僕はコンプレックスのおかげで、

自分が本当に進みたい道を見つけることができた。

コンプレックスに意味を見出した瞬間だった。

 

 

『悪いことばかりではない』

それはコンプレックス全般に通用する考え方だ。

 

 

1番大事なのは生き方

 

僕の友人の話を少しさせてほしい。

正確には友人の弟の話だ。

 

彼には人生をかけて追いかけるほどの夢があった。

それはあるスポーツのプロになること。

才能もあったかもしれないが、何より努力をしていた。

真面目で小さい頃から練習を欠かさなかった。

例えるならイチローのようなタイプだろうか。

能力に溺れることなく、夢に向かって突き進んでいた。

 

 

だが、大学生になった彼は突然夢を絶たれてしまう。

脳疾患を発症し、体が麻痺してしまったのだ。

 

彼は理不尽に絶望し鬱病になる。

脳にダメージがあり、知的障害も生じる。

彼の拙い言葉に家族も酷く心を痛めていた。

 

それでも彼は自分と向き合い続ける。

諦めない道を探していた。

彼は自分の想いを必死に言葉で書き留めていた。

その中にはこんな言葉があった。

 

 

「困難は人間性を高め、人生の宝を増やすチャンスなんだ」

「それが自分だけではなく、持てなかった人に分け与えられるほど豊かなら、なお素晴らしい」

 

 

彼はどん底から未来を見ていた。

真っ暗な闇の中で何かをつかもうとしていた。

その心情は想像もつかない。

だが、暗闇を歩いて行けるぐらいの灯を確かに持っていた。

どんな場面においても負けなかった。

 

現在の彼は困難に立ち向かいながら、

同じような理不尽な状況と戦う人を励ましている。

彼は自分が苦しい状況でも人のことを考えていた。

 

そして去年はハンディを抱える人の全国大会でチームを3位に導く。

「来年は絶対優勝する」と悔しそうに言っていた。

彼は与えられた条件の中で結果を残し、

未来に希望を見出だした。

 

僕は彼の生き方がすごくかっこいいと思う。

その存在に勇気をもらった。

自分がいかに小さなことで悩んでいるか。

本当に考えさせられる。

 

 

今、自分がどんな状況にあったとしても、

それに立ち向かう姿勢が素晴らしいものだと思う。

コンプレックスだって、目の前の問題だって何だってそう。

 

0点を50点にする人もいれば、

50点を100点にする人もいる。

マイナス50点を0点にする人もいる。

 

100点以外認めない人もいるけど気にしなくていい。

全員がオリンピック選手を目指す必要はない。

自分が幸せになれる道を突き進めばいい。

 

圧倒的な結果を出してるとか、

社会的に地位が高いとか、

そういう人だけが強い人や成功者だとは思わない。

 

 

本当の意味での人の評価は、

目に見える成功だけでは測れない。

1番大事なのは生き方だ。

 

 

結果は簡単に出るものではない。

与えられた条件が違うとわかっていても、

成功している人を見るとやっぱりうらやましい。

 

自分に負けそうな夜。

悔しくて悔しくて眠れない夜。

才能の壁に押しつぶされそうな夜。

 

 

その中で地道に努力を続ける人がいる。

絶対に諦めない人がいる。

それが人間としての強さだと思う。

 

 

僕はコンプレックスとちゃんと向き合って、

何とか工夫して努力し続ける人が好きだ。

 

人と自分を比べない。

今を懸命に、自分のベストを尽くす。

 

そういう人を僕は応援したいし、尊敬している。

自分自身もそう在り続けたいl。

 

「低身長なんて関係ねえよ」

 

それを言い続けるためにも、僕は絶対に負けない。

 

感想

 

ABOUT ME
なっち
恋愛、仕事、お金、人間関係、低身長、いじめ、劣等感、コミュニケーション、社会不適合、あらゆるコンプレックスと向き合う過程で自分が本当に欲しかったものは自信であることに気づく。 20代後半。身長150台。夜職経験あり。 コンプレックスだらけだった自分がストリートナンパをきっかけに人生を切り開く。 人生を賭けて自信を追求中。