ネタ記事

【ガチ企画】ナンパ師がビラ配りをやってみた

 

なぜビラ配りをしようと思ったのか?

 

あなたはビラ配りを見かけたことはあるだろうか?

 

「自分ならもっと配れる!」

 

そう思ったことはないだろうか?

いや、ほとんどいないだろう。

 

だが、僕は配れると思ってしまったのである。

 

何でもやってみないことには語れない。

大衆のイメージと実際の内容が180度違うことも多い。

自分で経験したことが1番信頼できる。

 

 

なっち「すみません、ビラ配り興味あるんですが募集してますか?」

受付「はい。少々お待ちください」

 

早速ビラ配りの会社へ電話した。

ほとんどノリである。

すぐに面接が決まる。

 

全ナンパ師を代表してビラを配る。

ナンパ師の力を見せつけたい。

 

僕は謎の使命感に燃えていた。

 

 

ビラ配りのコツを探る

 

正直ビラ配りなんて余裕だと思っていた。

ナンパに比べてハードルは鬼のように低い。

ビラを配るという目的もある。

 

1日で全て吸収し結果を出す。

そして1日でやめよう思った。

 

ぶっちゃけ経験できればいい。

だが、相応の準備も必要だ。

前日はビラ配りの様子を偵察しに行った。

 

いろんな人がいた。

ロボットみたいな人。

疲れた表情をしている人。

 

一方、流れるように配っている人もいた。

これは何か吸収できるかもしれない。

 

観察していたわかったのは、第一印象で全て決まるということ。

 

①アイコンタクト

②姿勢

③声の大きさ

④自然な笑顔

⑤距離感

⑥受け取りやすい位置で渡す

 

 

ビラ配りにトークはほとんどない。

ノンバーバルしかない。

あとは現場で学ぶだけだった。

 

僕は3分で偵察をやめて、明日のためにナンパした。

 

 

ビラ配り当日

 

いよいよビラ配り当日。

髪をセット、シンプルコーデ。

清潔感MAXで臨む。

 

この会社のビラはティッシュ付きと、ティッシュなしの2種類がある。

ティッシュ付きの方が3〜4倍多く配れるらしい。

しかし、今回はティッシュなしでお願いしますとのこと。

ビラの内容はコンタクトレンズだった。

(いらねえといつもスルーするやつ)

 

勤務時間は5時間。

1時間20枚として100枚がノルマだが、初心者の平均は60枚らしい。

ナンパ師代表としては、初日でノルマを達成したいところだ。

 

 

会社には僕の他に新規の方が2名いた。

1人は同い年ぐらいの女の子。

休憩時にLINEをゲットする。アップ完了。

 

そして現場に到着。

この会社では、指定の服と帽子を着用しなければならない。

 

真夏の中、クソダサい服と帽子を付けるのがマジで苦痛だった。

 

上の画像をさらにブカブカに野暮ったくした感じだ。

作業着にビックシルエットはいらない。

そして汗だくで清潔感がなくなる。

髪をセットしたのも無意味だった。

 

そうして声かけビラ配りがスタートする。

 

 

1声かけ目、ガンシカ。

2声かけ目、ノーセンキュー。

3声かけ目、会釈スルー。

4声かけ目、会釈スルー。

5声かけ目、ガンシカ。

6声かけ目、ノーセンキュー。

7声かけ目。ガンシカ。

・・・

 

 

 

 

 

なるほど。これは難しい。

 

このクソみたいな格好ではまず見た目で差別化できない。

おまけにティッシュも付いていないビラではゴミ同然だ。

 

クソ×ゴミでは何も起こらない。

 

誰がやるか、何を提供するか。

その両方において価値が低いのである。

僕が通行人でもスルーするだろう。

 

 

1時間でノルマの20枚すら達成ができなかった。

他の手段で差別化を図ることにした。

 

 

ビラ配り戦略1。声かけ数とトークで差別化する

 

まず声かけ数とトークで差別化しようとした。

通常は定位置で「コンタクトレンズがたいへんお安くなっております」だ。

とにかく配らないといけない。

信号待ちの人に声をかけていくことにした。

 

な「すみません、落としましたよ」

な「大事なものですからね、気をつけてお持ちになってださい」

 

ビラ配りにおいてネタ系はダメだ。

会社の看板を背負っている。

 

な「こんにちは。おそろいでコンタクトはいかがですか?」

商品の内容と合致していれば、まぁ問題ないだろう。

 

「こんにちは。コンタクトお探しではないですか?」

 

結局、シンプルな声かけが1番。

最初の反応で損切りして、トークが効率がいい。

とにかく余計な時間は取らない。

 

声かけによって、ビラをもらってくれる人は増えた。

調子に乗って平行トークも始める。

 

 

 

 

そこに現場監督が通りかかる。

あまり持ち場を動かないでくださいと注意された。

 

忘れていた。

これはナンパではない。

平行トークはできないのだ。

基本は定位置で配らなければならない。

 

動けないならワンフレーズでメリットを訴求するしかない。

 

「激安です」

「ネットで買うよりも安いです」

「日本一安いです」

「アマ◯ンよりもお安くなってます」

 

いろいろ改良しながら試行錯誤する。

具体的な言葉を使うと少し反応が上がった。

 

人は”自分に関係があること”に反応する。

それはナンパでも学んでいた。

 

 

ビラ配り戦略2。ターゲット選定をする

 

ビラ配りの途中で僕はある事実に気づく。

それはもらってくれる7、8割が若い女性であること。

(決して僕が若い女性だけに配っていたのではない)

 

そこで信号待ちではターゲットを次に定めた。

①10代〜20代

②若い女性

③せかせかしていない

(念のためだが、断じてナンパではない)

 

結果として飛躍的にビラ配りの枚数は増えた。

ターゲット選定の観点はトークよりも大事だ。

 

特にタピオカを飲みに来るようなJK、JD集団が素晴らしい。

基本ヒマなので信号待ちで反応してくれる。

上手くいけば集団全体に配れるケースもあった。

やっぱり若い子の方が反応が良い。

スレてない子は最高。

 

これを「タピオカJKJD戦略」と名付けることにする。

 

ビラ配りで連れ出し

 

「もし立ち止まった人がいれば、ぜひ店まで案内してほしい」

 

それが会社から与えられたもう1つの指令だった。

見込みがあるならば案内してほしいと言うのだ。

 

ただ、ビラ配りからの連れ出しはかなり難しい。

その場でコンタクトを欲しがる人はいるのだろうか。

実際ナンパよりも難易度が高い。

 

僕に訪れたチャンスは一度だけ。

 

立ち止まってくれたのは20代男性。

コンタクトは近々買おうと思っていたらしい。

そこでひたすらメリットを伝える。

 

①アマ◯ンで買うよりも断然安い

(実際アマ◯ンとそこまで変わらない)

②買いに行くのはめんどくさい。時間がある今のうちに

(ネットが1番早い)

③ここから30秒で着く

(走ればの話)

④綺麗なオフィスなのでぜひ見るだけでも

(入ったことはない)

⑤中で涼んでいってください

(涼しいかは知らない)

 

イヤホンつけてたので音楽の話で平行トーク。

そうしてオフィスへ連れ出し成功。

 

連れ出しというよりクロージングである。

さすがに達成感が大きい。

(罪悪感はナンパで麻痺している)

 

ビラ配りの結果

 

「これ配り終えたらバイト上がれるんですよ」

(時間制なのでまったく関係ない)

「ラスト1枚です!」

(今手に持ってるのがラスト1枚というだけ)

 

最後の方は調子よく相手の良心に訴えて終了。

 

そして結果発表。

 

初心者平均60〜70枚に対して、ノルマは100枚。

 

そして僕が配った枚数。

 

 

 

130枚。

 

 

無事ノルマを達成!

 

全ては「タピオカJKJD戦略」のおかげである。

正直これがなかったら100枚いかなかった。

ナンパ師にしかできないチートだ。

 

ビラ配りまとめ

 

今回のビラ配りだが、真夏だったので死ぬほど疲労した。

夏にビラを配っている人は間違いなくドMだ。

 

もし、ビラ配りに興味がある方は真夏を避けることをオススメする。

(ドMならぜひやってほしい)

 

Qナンパに役立つか?

慣れという意味では悪くないが、スキル的には微妙である。

実際にナンパで声をかけまくった方がいい。

ただし、地蔵してしまうナンパ初心者にはアリ。

半強制的に声かけする機会を作れるからだ。

ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなる。

 

最後にビラ配りのコツをまとめておく。

基本的には定位置で配るが、僕は積極的に声をかけに行った。

禁止されている所もあるので注意。

 

声かけ時に意識すること

①アイコンタクト、②姿勢、③声の大きさ、④自然な笑顔、⑤距離感、⑥受け取りやすい位置で渡す

声かけ時のターゲット

若い女性がオススメ。

声かけの方法

普通に挨拶して反応を見る。反応が良い時だけ話す。

 

たった1日の学びなので参考程度でお願いしますw

 

感想

 

 

 

ABOUT ME
なっち
恋愛、仕事、お金、人間関係、低身長、いじめ、劣等感、コミュニケーション、社会不適合、あらゆるコンプレックスと向き合う過程で自分が本当に欲しかったものは自信であることに気づく。 20代後半。身長150台。夜職経験あり。 コンプレックスだらけだった自分がストリートナンパをきっかけに人生を切り開く。 人生を賭けて自信を追求中。