マインド

自信がないナンパ師が地蔵克服を決意した話

 

フルマラソンナンパ

 

こんにちは。なっちです。

先月、埼玉から渋谷まで走って靭帯を痛めました。

ひたすら走りながら挨拶という名のナンパ。

距離はフルマラソン分。

 

 

全治2か月。

足を引きずりながらのナンパ。

痛すぎて地蔵。

声をかけても反応くそ悪くて。

さすがに後悔しました。

 

誰もやらないようなことをやれた点では良かったですw

 

 

2月は迷走してたので、その思いを記事にしてみます。

 

 

旧友との再会

 

2017年2月。

高校、大学の集まりがあった。

 

久々の再会。

みんなは相変わらず。

僕はどうだろうか。

 

そのコミュニティにおける1軍の人たちと話す。

 

 

「あれ?何も変わってないぞ」

 

 

どこか媚びを売っているような自分に気づく。

下っ端根性が染みついている。

落ち着かない。

 

僕の居場所はどこだろう。

わからない。

自虐で何とか居場所を保つ。

 

話している時のマインドが人によって違っていた。

こんなはずじゃない。

何も成長していなかった。

 

ナンパを始めて、多少は女性と話すことができるようになった。

 

ただ、それだけ。

 

僕の求めていたものとは程遠かった。

 

 

ホストの体験入店

 

そんな中、初めてホストの勧誘をされた。

イケてる友人といたからだろうか。

 

何か変わるかもしれないと思い、ホストの体験入店へ。

右も左もわからない僕を温かく迎えてくれた。

 

とにかく緊張していた。

だけど、そんな緊張を知った上で和らげてくれるのがホストだった。

 

楽しさの中に優しさを感じた。

 

その場限りの優しさなのかもしれないが。

それでも人間的に魅力的な人が多かった。

自分がホストにハマってしまいそうだ。

 

こんな人たちが女性を、いや、人間を魅了するのか。

同じ環境にいたら何か変わるのだろうか。

 

一軍。イケてる人。陽キャ。

 

自分とは真逆の存在。 

 

 

中学時代の回想

 

僕は中学時代を思い出した。

 

学校が嫌いだった。

イケイケの奴らが嫌いだった。

体育会系のノリが嫌いだった。

 

なんでそんなに楽しそうなんだよ。

目障りだ。

関わりたくない。

僕をそんな目で見るな。

 

 

本当に嫌いなのは自分だった。

当時の僕には眩しすぎた。

仲間になりたかっただけ。

 

 

彼らは教室でふざけて遊んでいた。

先生は見て見ぬふりをしていた。

 

「お前もやれよ。」

 

命令される。仕方ないからやる。

先生がキレる。

それを見て彼らは笑う。

 

その構造に先生は気づかない。

否、気づかないふりをしていたのだろう。

優しく扱ってほしいとかそんな気はない。

 

同じ扱いをしてほしかった。

ただでさえ、能力が低い注意を受けてばかりの駄目人間。

同じ扱いをされなかったら劣等感しか残らない。

 

徐々に要求もエスカレート。

誰も助けてはくれない。

そんな環境に嫌気がさし不登校になる。

 

劣等感が極限まで到達する。

自殺を考えるようになる。

 

 

学校は社会の縮図

 

学校は社会の縮図とも言われる。

変わり者、陰気な奴、メンヘラはすぐに淘汰される。

 

一方でムカつく奴もいるし、理不尽なことを言う奴もいる。

だが、そんな人たちもどこかが傷つけられてきたのだろう。

過去の体験や環境によって性格や思考が歪められた結果だ。

人を恨んでも仕方がない。

 

日本は、環境に適応できない者は排除される傾向にある。

そいつが生きる場は必ずあるはずなのに、周りは生かそうとしない。

人と違うことに対して、恐れる人が増えていく。

 

そんなサイクルを僕は変えたかった

 

 

学校、教室という場。

もっと広く捉えると、コミュニティではカーストが存在する。

 

一軍に属する人たちがコミュニティに影響を与える。

たとえば、一軍がいじめを始めたら全体がそんな空気になる。

 

その流れを変えるのは一軍の中でも影響力のある奴だ。

いじめだけじゃない。

悪い構造を変えるには、それだけ影響力のある人の力が必要だ。

 

今の自分にその力はない。

 

はっきりとわかった。

人を動かす力、自ら場を作る力、リーダーシップ。

このまま指導者になったとしても良い環境は作れない。

 

僕は、人に影響を与えられるような人間になりたい。

 

だが、自分の器の分だけしか人に与えることはできない。

だからもっと成長したい。

前に進まなければならない。

 

僕の場合は、自分が楽に感じるナンパしかしていなかった。

負荷が足りない。

今のままナンパしていては駄目だった。

 

自分の理想とするスタイルを目指さなければならない。

 

 

僕の理想と地蔵克服

 

僕の理想は、今の僕と真逆のような存在。

男らしさやユーモアで溢れている。

だけど本質的な優しさがある。

そんな存在。

 

理想を求めてナンパすると当然負荷がかかる。

地蔵する。

 

僕のナンパにおける最大のテーマは自信。

中でも自分への絶対的な自信。

そこに向かっていく過程で理想に近づけると思っている。

 

その一番最初の段階が地蔵克服だ。

 

本格的にストナンを始めて半年近く経った。

レベルの低い話かもしれないが、未だに地蔵を抜け出せない。

 

それなりに地蔵を克服したと思った。

全然克服できていなかった。

自分のやりやすい環境とスタイルだから、声かけできただけだった。

 

調子によってはそれすらもできないことがある。

 

いつでも、どこでも、誰にでも、どんな状況、どんな方法でもアプローチできる。

 

それが完全に地蔵克服したことになると思っている。

成長速度は跳ね上がるし、自分が思うがままにナンパできる。

 

その頃には自信と余裕も自然に出るようになっているだろう。

そして、ナンパ以外でもメンタルブロックを外せるようになる。

 

自分にとって今一番必要なことは地蔵を完全に克服すること。

 

最近は打率を上げることに必死だった。

インプットはしていたけど、数が全くともなっていない。

 

周りを見ていると地蔵なんてとっくに克服している人が多い。

本当にすごいと思うし、尊敬する。

 

地蔵は甘えだって意見はわかる。

わかるけど。

それでも克服できない。

 

 

地蔵中は余計なことを考えてどんどんネガティブになる。

 

地蔵対策はたくさんしてきた。

それでも地蔵する。

過去の経験が、何度も拒絶されてきた経験が、恐怖を倍増させる。

 

本当に怖いんだ。

それでも戦わなければならない。

過去を乗り越えなければならない。

 

僕はもう絶対に地蔵を克服すると決めた。

 

しない、できないという選択を無くした。

絶対に諦めないと決めた。

 

 

地蔵は人生の壁でもある

 

地蔵の原因は人それぞれ違う。

地蔵の苦しみはめちゃくちゃわかる。

死ぬほど考えたり、自分と向き合う時間だったりする。

頭でわかっていても潜在意識が全力で否定してくる。

 

それでも絶対に乗り越えるべき壁。

もはや人生の一つの壁である。

乗り越えるしかない。

その先に行くより他はない。

 

”やってみたいけどできない”

ナンパに限らず、そんな瞬間は日常で何度も訪れる。

それでいいのか?

そんなもんに人生を邪魔されていいのか?

僕は自分の望むがままの道を進みたい。

 

そういった日常の壁も地蔵と同じだ。

僕はそんな壁さえもナンパで壊せると思っている。

自由にナンパができれば大抵の地蔵は突破できる。

 

地蔵克服は、自分を変えるきっかけに十分に値する。

それだけの価値がある。

悩みは行動することでしか解消する術がない。

 

 

壁を何度もぶん殴る。

 

簡単には壊れない。

 

殴り続ける。

 

痛いしもう腕が上がらない。

 

それでも諦めない。

 

力を振り絞って壁に立ち向かう。

 

だったら今度は体当たりだ。

 

やっぱり壊れない。

 

だけど、少しヒビが入ったかもしれない。

 

そうやって少しずつ進んでいく。

 

自分を励ましてやっていく。

 

 

 

何事も挑戦する人生でありたい。

 

今度はホストの世界にも飛び込んでみようか。

 

自分の殻をぶち破りたいんだ。

 

 

ナンパ師がホストを始めた話-夜の世界へ飛び込む-

 

 

ABOUT ME
なっち
恋愛、仕事、お金、人間関係、低身長、いじめ、劣等感、コミュニケーション、社会不適合、あらゆるコンプレックスと向き合う過程で自分が本当に欲しかったものは自信であることに気づく。 20代後半。身長150台。夜職経験あり。 コンプレックスだらけだった自分がストリートナンパをきっかけに人生を切り開く。 人生を賭けて自信を追求中。