ナンパ記事

君と夏の終わり(前編)-褒め方を研究する-

 

 

9月になる。

 

ナンパを本格的に開始して約1年。

 

夏の終わりに今までゲットした中で一番タイプの子を即る。

 

忘れられない1即だった。

 

たくさん笑い合って、散歩していたらいつのまにか夜が明けた。

 

後悔はさせないという約束は守れたと思う。

 

10代に戻ったような夢のような時間。

 

忘れられない1即だった。

 

彼女ができても心の中で引きずっていた存在がいた。

 

その期間4年半。

 

自分にとってすごくタイプの子だったのだ。

 

ブロックはされていないが、その子とはほぼ連絡がつかない。

 

だからその子以上の存在をゲットするという目標があった。

 

系統こそ違うものの、その子と同レベルの子をゲットできた。

 

囚われていた過去からようやく抜け出せたのかもしれない。

 

 

 

カフェ打診失敗

 

声かけの冒頭の会話。

カフェ打診まではテンプレに近い。

 

なっち「お疲れ!」

女の子「?」

な「なんか足取り重くない?」

女「え?」

な「背中が元気なさそうだった」

女「そうでもないです」

な「すげー冷酷な顔してくるやんw」

女「何なのかなって」

な「ナンパ的なね」

女「あーね」

な「これから帰るとこ?」

女「待ち合わせしてます」

な「出会い系な」

女「出会い系じゃないです」

な「あやしー」

女「いやいやw」

な「彼氏的な」

女「そんなんじゃないです」

な「ってことは、、あいつか。」

女「知らないでしょw」

な「このへんで待ち合わせしてんの?」

女「このへんです。ちょっと今連絡待ってます」

な「多分もう連絡こないよ」

女「いやきますから」

な「あいつお腹痛いって寝込んでるみたいだし」

女「そんな訳ないじゃないですかw」

な「まじまじ、ポテトサラダ食べたら食中毒おこしたって」

女「ポテトサラダw」

な「食べいく?ポテトサラダw」

女「いかなーいw」

な「じゃーカフェにしよ」

女「えー」

な「ここ暑くね」

女「ね、暑い」

な「カフェで涼んでた方が賢くない?普通に」

女「まぁたしかに」

な「コーヒーでも飲みながら優雅に待とうよ、ここは」

女「えー」

な「めっちゃ優雅なカフェあるから」

女「そうなんですか?」

な「まじ。穴場だから。そこの。」

女「ドトールじゃんw」

な「せやで。俺もあんま時間ないしパッと行こ」

女「まぁもうすぐ来ると思うんで」

 

 

まだ予定キャンセルできるほどの力はない。

その後は連絡先を聞いて、雑談。

調理の専門1年生らしい。

待ち合わせ相手から電話来たところで放流。

ちなみにポテトサラダは時事ネタ。

 

 

幸運のブーメラン

 

今日はあまり反応がとれない。

そろそろ帰るか。

と言いつつも諦めずに駅のホームで声をかけ。

 

そこで地元まで帰りが一緒の子がいた。

連れ出しはできずとも、最寄りまで楽しく帰れた。

 

帰宅した途端、調理子からの連絡が来る。

 

どうやら解散したらしい。

あまり楽しくなかったようだ。

 

地元が近いことが判明して盛り上がる。

盛り上がった流れで会えないか打診してみる。

 

少しグダりつつも了承を得る。

最寄り駅まで来てもらった。

 

先ほどの待ち合わせ相手の悪共有で盛り上がりつつ、カラオケへ。

 

一曲ずつ歌って地元トークから恋愛トーク。

 

女子高出身でキスもしたことないらしい。

女子校出身の18歳。

彼女は男性経験が乏しかった。

 

そして自己肯定感が低めのタイプ。

 

それもあって褒めることを意識した。

 

 

褒めるを体系化する

 

褒める際に意識すること

 

褒める際に最も気を付けなければならないこと。

 

それは媚びないことだ。

 

媚びが見えた時点でアウト。

相手が見えていない。

気持ち悪いと思われる。

自分がよく思われたいというマインドに陥っている。

 

・ニヤニヤしない

・本当に思ったことを言う

・思ったらすぐにスパッと褒める

・具体的に褒める

・褒める+一言(ユーモア、話広げる系)

 

この辺は全部大事。

言い方でほとんど決まる。

表情は超意識した方がいい。

ノンバーバルが9割。

 

褒めてる感を出さずに褒めることで居心地の良さを作る。

 

褒めるべき点は以下のようなものが挙げられる。

 

・外見(容姿、雰囲気、ファッション)

・性格、内面(強さ、優しさ、性格、キャラクター)

・能力、成果

・努力、過程

・過去からの変化

 

この日に褒めた代表的な例をあげてみる。

 

・能力

 

(お店の順番待ちで名前書いてもらった時)

「え、字めっちゃ綺麗やん」

「そうかな?」

「見直したわ。普段はガサツなのにな」

「うるさw」

 

 

・外見+内面

 

「てか爪キレイじゃん?ちょっと見せて」

「そうかな?」

「手もキレイ。専門で荒れそうなのに。ちゃんと手入れしてんだな」

「ありがと」

「意外と丁寧なとこあるやん」

「意外とか言うなしw」

「てか手ちっさいなw」

「人のこと言えないでしょw」

 

 

・外見

 

「髪サラッサラやんな」

「そう?」

「あほみたいに高いシャンプー使ってそう」

「全然w」

「市販?俺シャンプーマニアだから当てるわw」

「いいよしなくてw」

「任せろってwあ、いいにおいするわ。けどなんだろ」

「さっきお好み焼き食べたw」

「どおりでw」

「てか絶対くさいじゃんwやだw」

「そんなことないって!香ばしいよw」

「やめてw」

 

 

・内面+表情指摘

 

「ほんと優しいよな。めっちゃ気きくし。そういうとこ好きだわ」

「そんなことない」(嬉しそうな表情)

「めちゃくちゃ嬉しそうやんw」

「違うからw」

「照れてんの?w」

「全然w」

 

 

相手にエネルギーを与える

 

関係性を見てカードを切っていった。

ただ、全て心から思ったことだ。

 

褒める部分がないという相手はいない。

それは自分の褒める観点が少ないだけだ。

アンテナを張っていればポイントはたくさんある。

 

褒めることは単に相手を喜ばせるだけではない。

ボディタッチが自然にできる口実にもなる。

ちょっといじりすぎた時にフォローする手段にもなる。

 

褒めることは小手先と言われたらそれまでかもしれない。

即るために必要かと言われたら必ずしも必要ではない。

だが、僕は即よりも大事にしたいことがある。

 

相手にエネルギーを与える。

 

根底にあるのはそんな意識だ。

 

それは楽しませること。

話を聞いて共感すること。

理解してあげること。

悩みや不満を軽減すること。

勇気付けること。

自己肯定感を高めること。

 

様々ものがある。

人によって求めているものが違うから難しい。

 

相手が望むものを見抜けるか。

相手から言葉を引き出せるか。

それは男女関わらず意識したい点だ。

 

 

今回は褒めることをメインテーマにした。

 

この国は自己肯定感の低い人が多すぎる。

 

みんな自信がないんだ。

 

かつての自分がそうだったように。

 

褒めるという手段。

 

それは武器にもなるし人のためになると思う。

 

 

即までの流れは後半に続く。

 

君と夏の終わり(後編)-失われた青春を取り戻す-

 

ABOUT ME
なっち
恋愛、仕事、お金、人間関係、低身長、いじめ、劣等感、コミュニケーション、社会不適合、あらゆるコンプレックスと向き合う過程で自分が本当に欲しかったものは自信であることに気づく。 20代後半。身長150台。夜職経験あり。 コンプレックスだらけだった自分がストリートナンパをきっかけに人生を切り開く。 人生を賭けて自信を追求中。