リスク管理

ナンパとリスク管理-18歳未満をナンパするリスク-

 

 

美しい髪。透き通る肌。抱き心地の良さ。

未完成ゆえの純粋さ。

若い子に魅力を感じる男は多い。

 

だが、その甘い果実の裏にはリスクが存在する。

 

全国のナンパ師に警鐘を鳴らす。

専門家でもわからない現場からの声を届ける。

トラブルに遭ってきた僕だからこそ伝えられるものがある。

 

どうか手遅れになる前に。

 

本記事はナンパのリスク管理について。

テーマは18歳未満をナンパするリスクについて。

※18歳未満=17歳以下。18歳は含まない。

 

 

年齢がわからない危険

 

先日のナンパの話。

場所は新宿、時間は夜。

 

前方にふらふらと歩く女の子。

黒を基調としたロリ系のファッション。

そして、どこか影を感じる雰囲気。

いわゆるメンヘラ属性だった。

 

反応が薄いものの、無事オープン。

 

年齢は19歳だと言う。

言動から即系と判断して直接ホテルへ誘導。

 

しかし、ケータイを不自然に隠すなど、挙動不審な行動が見られる。

食いつきはあまり感じられない。

ホテル直前まで着いてくるも、違和感は強い。

 

僕は以前痛い目に遭っている。

ナンパ師が美人局にあった話-ナンパのリスクと危険性-

 

1年以上経った今でもリスクには敏感になる。

リスク回避のために年齢確認がしたい。

身分証を出すように言った。

 

しかし、何も持ってないと言われ拒否される。

少し粘ってみたが、怪しい要素が多かったため放流。

 

遠くから振り返ってみると男といるのが見えた。

何を話していたのだろうか。

 

あのままホテルに入っていたら、と思うとゾッとする。

本当に19歳だったのだろうか?

ホテル前で性欲に負けなかった自分を褒めたい。

即座にその場を後にした。

 

 

もし、これがタイプの美女だったとしたら。

もし、経験が浅い頃の自分だったとしたら。

判断は狂っていたかもしれない。

特に美女と言う報酬の大きさは計り知れない。

男は平気でリスクを背負ってしまう。

 

だが、忘れてはならない。

多くの男がハニートラップに引っかかってきたことを。

そして、人生を狂わされてきたことを。

 

 

さて、ここからはリスクについて解説していく。

僕が調べ上げた情報を元にまとめるが、最終判断は個々に任せたい。

ネットで調べても内容が複雑である。

案件によって解釈が異なるため、弁護士によっても意見が変わる。

 

あくまでリスクをできる限り軽減するのが目的。

最悪の状況を想定した上で記事を書く。

どうか赤字だけでも読んでほしい。

 

 

 

18歳未満の基本的な扱いについて

 

18歳未満とどこまでがセーフか?

 

青少年と性行為及び類似行為は基本的に許されない。

日本全国において、青少年とは18歳未満のことである。

 

類似行為はキスなども含み、逮捕されたケースもある。

要は性に繋がることは一切NGだ。

個室連れ出しも十分リスクになる。

 

結論:18歳未満とキスだけでもアウト。

 

 

18歳未満をナンパしても良いのか?

 

18歳未満に声をかけること自体に問題はない。

ただし、前述のリスクを考えればすぐ放流が基本。

また、18歳未満の深夜徘徊は補導の対象となっている。

保護者でないかつ正当な理由が無い限り、同行者も罰を受ける。

逮捕はされないが、30万以下の罰金とされている。

 

深夜徘徊と定義される時間は県によって違う。

東京を含むほとんどの県は23時〜4時だが、22時〜4時の県もある。

参考:小学生中学生高校生の補導の時間全国版! | 情熱的にありのままに

 

深夜帯は特に頭に入れておいた方がいい。

もちろん家に泊める等の行為もアウトだ。

 

深夜にナンパしていると18歳未満の家出少女に遭遇する。

ホテル打診も余裕で通るが、絶対に行ってはならない。

話を聞くと闇が深くてかわいそうになるが、自分の身を守ってほしい。

 

結論:声かけ自体はOK。ただし、18歳未満と判明した時点ですぐに放流すべき。

 

 

お互いが18歳未満だった場合

 

お互いが18歳未満だった場合は白に近いが、グレーゾーンである。

18歳未満は罰則が適用外である。

すなわち、18歳未満同士はお互いにセーフ。

 

<青少年育成条例のみだらな性交の規制の内容>

え 適用除外(※1)

青少年の側は罰則が適用されない
『免責』と規定されている
→『違法性あり・責任なし』という状態になると思われる

※東京都青少年育成条例18条の6

 

【青少年育成条例の18歳未満の認識の判断と罪の成否】 | 刑事弁護 | 東京・埼玉の理系弁護士より引用

 

ただし、不純異性交遊であり、発覚すれば補導される。

保護者の訴えで発覚することが多いようだ。

 

校則が厳しい学校であれば、停学や退学の可能性がある。

リスクがあることは覚えておいてほしい。

 

純粋な恋愛であればいいが、18歳未満にナンパは勧めない。

特に相手の女性が18歳以上であれば、相手がリスクを背負うことになるからだ。

モテるために努力することは良いことだが、他にやるべきことを優先してほしい。

 

ちなみに18歳未満でも片方が13歳未満である場合は、逮捕までありえる。

絶対に手を出してはならない。

 

 

18歳を迎えた女子高生について

 

条例上、青少年は18歳未満と定義されている。

すなわち、年齢のみが問題となる。

18歳以上であれば、高校生であろうが、留年していようが問題ない。

逆に社会人として働いていても、18歳未満だったらアウト。

 

これは知り合いを通じて警察の方にも確認してもらっている。

ただし、ノリで18歳と嘘をつく高校生もいるので十分に注意してほしい。

 

結論:年齢のみが問題となる。合法jkは存在する。

 

 

例外だった長野県

 

唯一、長野県は18歳未満の性行為について規制されていなかった。

しかし、平成28年より正式に淫行禁止条例が可決されアウトになった。

ロリコンの聖地はもう存在しない。

 

 

 

18歳未満でも問題ないケース。真剣交際について

 

一方、恋愛感情があり、真剣交際なら18歳未満と性行為しても良いという話を聞く。

18歳未満でも例外的にセーフになるということだ。

そこを甘く考えている人が多すぎる。

 

結論:ナンパで知り合った関係が認められる可能性は極めて低い。

 

<みだらな性交(淫行)の昭和60年判例の解釈(※2)>

あ 解釈の内容

『みだらな性交(淫行)』の意味について

→『ア・イ』のいずれかに該当する行為をいう
ア 未成熟便乗型
青少年を心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交or性交類似行為
不当な手段の例=誘惑・威迫・欺罔する,困惑させる
イ 100%性的欲望充足目的

青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱つているとしか認められないような性交or性交類似行為

い 広範な解釈の否定

広く青少年に対する性行為一般をいうものではない

う 含まれないもの

婚約中orこれに準ずる真摯な交際関係にある青少年との間で行われる性行為

※最高裁昭和60年10月23日;福岡県青少年育成保護条例事件

 

【青少年育成条例の18歳未満の認識の判断と罪の成否】 | 刑事弁護 | 東京・埼玉の理系弁護士より引用

 

「あ」100%性的欲望充足目的の項目を見ると、ナンパ行為が認められるとは思えない。

「う」を見ても、婚約に準ずる関係でなければならない。

※長期間の交際にも関わらず、真摯な交際関係でないと判断した事例あり。

※婚約の有効性に関する裁判例で『ベッドの上での婚約は無効』と判断した事例あり。

 

問題になった時点で、対象の女の子が味方してくれることは少ない。

女の子がすぐに心変わりするのはよく知られたことだ。

 

ナンパという行為は、世間一般的にも心証が悪い。

警察も親も娘を必死で説得し、全力で逮捕しにかかる。

そこで、「真剣交際ではなかった」と一言言われたらアウト。

 

そもそも即を重ねるナンパにおいて、付き合うまで発展することが少ない。

即って、忘れた頃に調査されて逮捕されるケースは非常に多い。

付き合った事実もなければ、その時点でアウト。

リスクがあまりにも大きすぎる。

 

ちなみに13歳未満の場合、問答無用で強姦罪が適用される。

弁解の余地はない。法的にも倫理的にも完全にアウト。

 

 

罪問われる場合の前提知識

 

故意、未必の故意、過失について

 

ここから内容がさらに複雑になる。

解釈が難しく、何度も読み直し、調べ直した部分である。

また、県によって条例が異なり、一概に何がセーフとは言い切れない。

 

犯罪には原則として故意が必要である。

ただし、未必の故意とされるケースがある。

未必の故意とは、「もしかしたら18歳未満かもしれないけれど、それでも構わないという認識」と判断されること。

未必の故意については県によって温度差がある。

 

また、東京を除くほとんどの県で、故意がなくとも過失があれば処罰される。

過失とは、「十分に確認すれば防げる状況で、確認を怠った」と判断されること。

 

基本的な考え方として。

故意がある→完全にアウト

未必の故意→あると判断されたらアウト

過失がある→東京を除くほとんどの県でアウト

 

もし、警察沙汰になった場合。

18歳未満だと知らなかったこと。

18歳未満かもしれないとも思わなかったこと。

その状況においてあらゆる手を尽くして、年齢確認をしたこと。

それを強く主張し、故意、未必の故意、過失全てを完全に否定してほしい。

 

参考:【青少年育成条例の18歳未満の認識の判断と罪の成否】 | 刑事弁護 | 東京・埼玉の理系弁護士

参考:児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解

 

※情報を詮索するにあたり、奥村徹弁護士の意見が一番納得がいき、筋が通ったものであった。詳しく知りたければ見てみるといい。

 

 

青少年健全育成条例で着目する点

 

自分がナンパしている県ぐらいは条例を確認しておこう。

『青少年健全育成条例 県名』で検索。

 

参考:東京都青少年の健全な育成に関する条例

 

第十八条の六 何人も、青少年とみだらな性交又は性交類似行為を行つてはならない。
(平一七条例二五・追加)

第二十八条 第九条第一項第十条第一項第十一条第十三条第一項第十三条の二第一項第十五条第一項若しくは第二項第十五条の二第一項若しくは第二項第十五条の三第十五条の四第二項又は第十六条第一項の規定に違反した者は、当該青少年の年齢を知らないことを理由として、第二十四条の四第二十五条又は第二十六条第一号第二号若しくは第四号から第六号までの規定による処罰を免れることができない。ただし、過失のないときは、この限りでない。

 

東京都の第二十八条を見ると、『青少年(18歳未満)の年齢を知らないことを理由として、上記の処罰を免れることができない』とある。

だが、性行為が記載されている第十八条の六の記載はない。(他の県にはほぼ記載がある)

よって、過失は問わず、未必の故意と判断されなければセーフだ。

 

他の県も年齢を知らないことに対する似たような記載があるので、探してほしい。

探す際は『みだらな』『淫らな』or『淫行』『いん行』及び『過失』というワードでだいたい引っかかる。

 

 

罪に問われる具体的なケース

 

年齢確認をしなかったケース

 

未必の故意、もしくは過失とされアウトになる可能性が極めて高い。

東京でも危ないと思われる。

結論:年齢確認しなければアウト。

 

 

口頭やネット上で年齢確認をしたケース

 

口頭確認、ネット上での確認は過失とされアウトになる県が多い。

県ごとに温度差があり、セーフになる場合もあるらしいが一概には言えない。

県ごとに調べてもなかなか出てこない。

県によっては学生証や運転免許証などの公的身分証による確認までしないと過失とされる。

つまり、ボイスレコーダーで録音していてもアウト。

 

東京においては過失を問わない。

口頭確認、ネット上での確認でも問題ないとされる。

だが、確認したことを証明できるかと言うと疑問が残る。

よって、未必の故意に問われる可能性はある。

やはり身分証まで確認することが望ましい。

こちらは、ボイスレコーダーがあると有利になると思われる。

 

結論:基本的には身分証まで年齢確認しなければアウト。

 

 

身分証明書が偽造されていたケース

 

偽造されていた場合は、基本的にはセーフ。

それは一般的に見抜けるものではなく、過失ではないからだ。

ただし、明らかに顔写真が違ったり、見て偽造とわかるものであればアウト。

未必の故意、もしくは過失として扱われる。

未必の故意とされれば東京でもアウト。

 

結論:身分証が偽造されていた場合はセーフだが、偽造とわかるものであればアウト。

 

 

相手が悪意をもって自分を騙そうとしていたケース

 

美人局など、相手に明らかに悪意がある場合がある。

苦しい場面ではあるが、前述した年齢確認を怠っていたらアウトだ。

相手側は恐喝罪だし、こちらは淫行になる。

そういう事例が何件かある。

 

また、性行為する際に金品の授与があった場合は、買春に該当し罪は重くなる。

数千円でも渡すようなことがあってはならない。

 

行為の後に恐喝されたら、過失の有無に関わらず強気の姿勢を貫くこと。

そして逃げること。

相手も逮捕はされたくないはずだ。

 

こういう法律の穴を利用して、美人局が横行しているのは本当に嘆かわしい。

過失がないと言い切れるなら勝てると思うが、どちらに転ぶかは正直わからない。

 

結論:相手の悪意の有無は関係がない。逃げるか、泣き寝入りするしかない現状。エグい。

 

 

 

年齢確認方法の一例

 

僕は会話の流れで年齢を聞く。

少なくとも連れ出し前には確認しておく。

直接聞くと教えてくれなかったり、嘘をつかれる可能性が高くなる。

若くなさそうなら直接確認しない。

職業当て会話などで和みながら確信は得ておく。

 

若そうな子に対して

男「てか若そうだな!高校生?」

女「違うよー」

男「あーやっぱり中学生か!」

女「なわけw」

稀に中卒の場合もあるが、その後の会話で判断すればOK。

 

高校生だった場合

女「高校生ですよー」

男「まじ、一緒じゃん」

女「え、ほんとに?w」

男「待った、学年当てるわ。高3でしょ?」

女「そうです」

男「やっぱり!貫禄あるわ〜」

女「どういうことw」

男「てか、高3っていくつだ。17?」

女「もう18になりました」or「17です」

 

ユーモアや自己開示を入れるのがオススメだ。

ただ、言葉のみで判断すると危険。

総合的に見て少しでも違和感があれば即放流する。

 

 

コンビナンパにおける危険性について

 

コンビナンパする際は年齢に関する認識を擦り合わせておこう。

自分だけではなくコンビ相手の人生をも破壊する可能性がある。

また、経験上反応が良い場合は、相方に気を遣って放流しづらい。

放流のサインも決めておこう。

 

まず、早い段階で年齢確認する。

一方でも18歳未満と判明したら即放流する。

18歳未満がいる時点で良い未来は見えない。

上手くいっても片方が我慢することになる。

 

一方が18歳以上だったとしても、LINE交換ぐらいで終わらせる。

女の子はいくらでもいる。

 

また、コンビの際行くことが多いだろうバーやクラブ。

通常は20歳未満が入れない場所だが、たまに18歳未満がいる。

場所は年齢確認として認められない。

ちゃんと確認しておこう。

 

 

年齢によるリスク管理のまとめとして

 

僕の基本スタンス

 

まず、18歳未満と判明した時点で、放流一択と心に決める。

タイプでも関係なく放流。

何度も言うが、女の子はいくらでもいる。

 

年齢確認は早い段階でする。

その上で少しでも違和感を覚えた場合は、和んだ上で身分証を出してもらう。

 

身分証が出せないのであれば、そもそも即れるまでの関係に至っていない。

和み直して何とか出してもらうか、放流かの2択。

身分証がないのであれば、その時点で怪しいので放流する。

 

お酒はお互い飲み過ぎないことを心がける。

自分が酔えば、正常な判断ができなくなる。

相手が酔えば、年齢以外のリスクも生じる。

 

美人局や喧嘩などの被害を防ぐには、舐められないことが前提。

合流してきた人たちを見ても、外見とマインドが強い人はトラブルが少ない。

逃げて済む話なら、逃げるのが正解。

その上で正しい知識を持っていれば、相当リスクは軽減できる。

 

最終判断は自分の勘。

危ない奴を見抜く力が一番大事。

実際、警察沙汰になるケースは相手の女性にも問題がある。

違和感に気づくための冷静さを持ち、まずいと思ったら放流する決意をしよう。

 

 

18歳未満を即ってしまった場合

 

足がつかないようにすること。

恨みを買わないようにすること。

この2つしかない。

 

LINEは交換しない。

交換すると足がつく可能性が高くなる。

止むを得ず交換する場合も、Twitterやインスタに留める。

そこで性行為があったことを臭わすようなメッセージをしない。

徐々にフェードアウトする。

 

何より大事なのが、恨みを買わないように心がけること。

行為後もちゃんと優しくしてあげる。

色恋をかけるようなこともしない。

 

前提として、もう終わったことは心配しても仕方がない。

これから気をつけていくしかない。

 

 

リスクとどう向き合うか

 

ナンパへの意欲が下がった方がいるかもしれない。

だが、本来ナンパはアンダーグラウンドな世界。

一般的に認められる日はこの先も来ない。

辞めたければ辞めればいい。

全て自己責任。

 

僕はナンパをきっかけに人生が好転した。

だからこれからも続けるし、必要あれば人にも勧める。

リスクを背負ってでも自分の気持ちを誤魔化したくない。

 

リスクを0にはできないが、知識次第で未然に防げるリスクも多い。

自分の経験が少しでも役に立てばと思う。

 

 

 

どんなに良い人でも、法律を守らなければ捕まってしまう。

僕はもうこれ以上、知り合いが捕まっていくのが耐えられない。

そんな憤りで記事を書いた。

届くべき人に届いてほしい。

 

リスク管理をさらに徹底したい方は以下のnoteも読んでいただければ幸いです。

ナンパとリスク管理

ナンパとリスク管理-ナンパ師が美人局にあった話-

 

感想

 

 

 

ABOUT ME
なっち
恋愛、仕事、お金、人間関係、低身長、いじめ、劣等感、コミュニケーション、社会不適合、あらゆるコンプレックスと向き合う過程で自分が本当に欲しかったものは自信であることに気づく。 20代後半。身長150台。夜職経験あり。 コンプレックスだらけだった自分がストリートナンパをきっかけに人生を切り開く。 人生を賭けて自信を追求中。