こんにちは。なっちです。
この記事では僕の人生を綴ります。
がっつりさらけ出そうと思います。
そんでもってドン引きしてください。笑
こんな奴でもナンパできるんだなと思って読んでくれたら嬉しいです。
目次
幼稚園・小学校編(ぼっちしこしこ時代)
コミュニケーションがとれない幼少期。
幼稚園の時は友人がいない。
事態は深刻だった。
早くもぼっちの才能を開花させる。
3月生まれ、一人っ子、発達も遅い方だった。
ずっと一人で遊んでいて、皆で遊んだ記憶があまりない。
行事も空気が読めなすぎてまったくなじめなかった。
リレーなのに、一人だけガチでスキップしちゃうような子どもだった。
当然、同じチームの人から冷ややかな目で見られる。嫌われていたと思う。
でも悪気はなかった。
みんながなぜ走ってるのか本気でわからなかった。
早くも人生ハードモードの予感がしていた。
それを見かねた神は、みんなよりも早く禁断の遊びを教えてくれた。
そう。オナニーを。
オナニーを知ってからの僕はもう1日何時間でもしていた。
射精しないから辞め時もわからなかった。
社会不適合、将来有望な小学生。
小学校に入学。
背も1番低くて、勉強もスポーツもパッとしないタイプだった。
ちゃんと頑張ってるのに自分のせいで周りに迷惑をかけるのが辛かった。
先生に怒られるの嫌だった。
できないことがそんなにダメなことなのか。
なんでみんなと同じことができないんだろう。
自分って何もできないやつなんだな。
その思い込みはこの頃から自分を支配してきた。
そんな僕にも友人はいた。
話していて楽しいし一緒に遊んだりもする。
それでも優先順位はゲームとオナニーの方が上だった。
辞めれなかった。止まらなかった。
隠れて教室でもオナニーしていた。
きっとバレバレだった。
先生に「トイレ行きたいの?」って頻繁に聞かれていた。
無邪気なクラスメイトには「ちんちんかゆいの?」って聞かれた。
女子「なにやってるの?」
なっち「え?太ももがかゆくてさ。」
嘘にもほどがある。
一応、恥ずかしい事をしているという意識はあったらしい。
6歳で露出プレイ・羞恥プレイという才能を開花させた。
こいつは将来有望だ。
先生もそう思っていたに違いない。
ぼっちだったから性に目覚めたのが早かったのか。
性に目覚めたのが早かったからぼっちだったのか。
未だ謎である。
中学校編(いじめられっ子)
思春期の僕は、自己に向けられていたエネルギーを他人に向けるようになった。
人に興味を持ち始めたのである。
そしてある女子に好意を抱いてしまった。
陰キャが、恐れ多くも一軍の女子に。
好意の伝え方はわからなかった。
授業中、休み時間、給食、部活。いつもチラチラ見ていた。
その子のブログは10分に1回チェックしていた。
だが、すべてはバレていた。
心底ウザがられた。
いわゆるクラスのリーダー級の女子だった。
その子がクラス全体に与える影響力は絶大だった。
男女から無視、悪口、暴力、嫌がらせを受けた。
底辺の人間が、一軍と下手に関わると危険だ。
僕はただ、その子のことが好きだっただけ。
でもやり方を間違えるととんでもない目に遭う。
友人だと思っていた人は、ほとんどいなくなった。
教室は常に満員電車のように息苦しかった。
頻繁に心臓がバクバクしていた。
人の会話がすべて自分の悪口に聞こえる。
人の目をまともに見れない。
先生は何もわかってくれない。むしろ厄介者扱いだった。
能力も低いから皆と同じことができなくて、
改善する方法もわからなくて、人間不信になって、不登校に陥った。
今までとは比べ物にならない孤独感に襲われた。
死にたくなる人の気持ちがわかった。
いっそ死ねたらと思って危険なことをたくさんした。
何をすればいいか、どう生きればいいか、わからなかった。
だが、幸運にも立ち直るきっかけに多く恵まれた。
当時、自分を救った3つのもの。
その1。漫画。
時間はあった。
膨大な量の漫画を読み続けた。
これまで2000冊は読んできた。
漫画のキャラクターはロールモデルとして、
生き方、逆境に立ち向かう力、本質的な優しさ、物事の捉え方、その他様々なことを教えてくれた。
現実の問題なんてたいしたことない。そう思えるようになった。
今でも漫画は人生の教科書だ。
その2。筋トレ。
漫画に影響を受け、強い人間になろうと決意した。
強さの形にもいろいろあるが、
真っ先に思いつくのは、身体を鍛えること。
筋トレするしかない!と決意した。
筋トレの前にシャドーボクシングを始めたが1日で腕を痛めたのは内緒。
当時、筋トレの知識は超回復ぐらいだったが、
自重のみの筋トレで身体つきは大きく変わった。
そして、精神的に前向きになれた。
物理的な暴力だけでなく、心理的な暴力にも強くなる。
悩んだら筋トレしろって言葉は、実は的を得ている。
科学的にも心理的にも。テストステロンは偉大だ。
筋トレの代償としては、中学で成長が止まったこと。
低身長なのは、苦労して頑張った証だと思っている。
その3。友人の存在。
味方だと思っていた人の多くは敵。
もしくはまったく関わらない存在となった。
その中で、変わらずに接してくれた友人がいた。
不登校になった時も、復帰した後も自分を受け入れてくれた。
周りから疎まれるから関わらない方がいいよ。と僕は言った。
関係なくね?
そう笑って返してくれた。
しんどい時に「大丈夫」と何度も励ましてくれた。
その言葉にどれほど救われただろうか。
いつも通り接してくれることがどれほど頼もしかっただろうか。
自分が大きく変わってしまった後も、変わらずに接してくれる存在は本当に貴重だ。
いつか自分も誰かにとってそんな存在になりたいと思った。
久々に会っても昨日会ったかのように会話ができる。
自分がどんな道に進もうと応援してくれる。
何も言わなくてもお互いわかり合っている。
切っても切れない関係。
そんな人を親友と呼びたい。
いじめの経験は辛かったが、得たものは大きかった。
周りのほとんどが敵でも、味方でいてくれる人がいる。
それがわかっただけでも自分とって大きな意味があった。
自己啓発風に言うならば、天が成長する機会を与えてくれたのだと思う。
高校編(共学という名の男子校)
高校の時は日常を取り戻すことができた。
高校デビューするために、受験が終わっても勉強と筋トレに励んでいた。
結果として、中学の時はスクールカースト底辺だった自分が、
高校では、1軍予備軍でスタートを切ることができた。
調子にのった僕は、恋愛にも積極的に頑張った。
だが、今までのコミュニケーションの経験値が違い過ぎた。
当然の如くフラれ続ける。
ずっと好きだった子に何度も何度もアタックした。
1年ぐらい頑張ったが、駄目だった。
その子は、いつも 仲の友人と付き合いだした。
よくある話だ。
それでも苦しかった。裏切られた気分になっていた。
何かが壊れた。頭がおかしくなった。
僕はある行動に出た。
女子部室への侵入。
非日常的空間。
制服。下着。汗だくの体操服。
顔をうずめた。
夢中だった。
全ては見られていた。
1軍の女子だった。
細心の注意を払っていたつもりだった。
後で聞いた話では、誰か来るかもしれないと言って隠れていたらしい。
一度の過ちが取り返しのつかないことになった。
取り戻したはずの日常は崩れた。
翌日、登校するとクラスの女子が教室の後ろで集まっていた。
僕の処遇を決める会議をしていた。
目が合うと悲鳴が上がった。
自分の行為は全校に広がった。
影で呼ばれたあだ名。
犯罪者。
変態。
女子からのゴミを見るような冷ややかな視線。
デジャヴというやつだろうか。中学のトラウマが蘇った。
恋愛は封印した。
そして、そのエネルギーは再び自己に向かった。
そう。オナニーに。
心臓が痛くなるまでオナニーしていたら不整脈になった。
毎日登校するのが辛かった。
ここからどう頑張っても変態のレッテルは覆せない。
どうしようもなくない?
僕は開き直ることにした。
変態を認めた。余計なプライドは捨てることにした。
女性の目を気にしなくなってからは楽になった。
変態と筋肉をネタにいじられキャラに走った。
自虐を武器にした。
その結果、男からは人気が出た。
突き抜ければ変態すら長所になる。
気づけば、共学なのに男子校のような日常を過ごしていた。
恋愛で挫折。受験でも挫折。
それでも楽しい高校生活だった。
たまに昔のことを思い出すと気づかされることがある。
誰かが笑ってくれることが好きだったんだな、と。
これも自分の行動原理の1つだったかもしれない。
これが僕の卒アル。もれなく書いてくれたのは全員男子。
変態だとか筋肉だとかそんな言葉ばっかりだ。
気づけば変わり者の自分にも居場所ができていた。嬉しかった。
だが、僕のコミュニケーションには問題があった。
コミュニケーションが全て受け身なのだ。
相手に踏み込むことができていないのだ。
その上に武器が、自虐しかなかった。
恋愛やビジネス、その他大事な場面で全くと言っていいほど機能しない。
それに気づくのはもっと先の話。
大学~社会人編(コンプレックス再来)
勉強して、バイトして、サークルに行って。
先のことはそこまで考えていなかった。
だが、このままでいいという心理は危険だ。
もっと楽しい人生を歩めるかもしれないのに現状維持で止まってしまうからだ。
もっと悩んで、苦しんで、もがくべきだった。
負の感情が成長に繋がることは多い。
本気で自分と向き合った時、僕は再び深く苦しむことになった。
当時は2つのコンプレックスが僕を支配していた。
それは、恋愛と人生に対するコンプレックス。
恋愛コンプレックスについて。
サークルに所属したことで女性と関わる機会は増えた。
だが、男友達と話してる方がずっと楽しかった。
男性とのコミュニケーションはある程度掴むことができた。
女性とのコミュニケーションの楽しみ方はわからなかった。
だから積極的に話すことはなかった。
女性がいる環境にいても、話す機会がなければいないのとあまり変わらない。
大学生の時、2人と付き合った。
1人目は紹介だった。超タイプの子だった。
綺麗だけどたまたま恋愛をしたことがなかった珍しいケース。
だから奇跡的に付き合えた。
しかし、恋愛の仕方がまったくわからなかった。
デートしても何を話せばいいかわからないし、友達の延長で遊んでいるような付き合い方だった。
相手に踏み込むということ。
それができていなかった。
結局1か月後別れることになった。付き合えただけでも奇跡だった。
だが、タイプの子と付き合ってしまったが故にずっと引きずっていた。
2人目の子はサークルの後輩。
綺麗な心を持った優しい子だった。
友人のアドバイスもあり、何とか付き合うことができた。
もう絶対に後悔したくなかった。
相手に踏み込む。
言葉にするのは簡単だ。
だが、人生のあらゆる場面で僕は相手に踏み込むことに対して逃げていた。
いつも不安や恐怖に負けていた。
今回は負けなかった。
精神的にも、肉体的にも繋がることができた。
そして、3年と4か月付き合った。
僕にとって、その子がすべてだった。
結婚するかもしれない。そんなことも考えていた。
だが、結果的に別れてしまった。
その子と別れてからもう一度恋愛に対して真剣に考え直した。
付き合っている間は浮気どころか、女の子と遊びにいくこともなかった。
一人の女性しか知らない。
その状態でこの先大丈夫なのだろうか。
恋愛は散々失敗してきた。
もし、また好きな人ができた時、自分を好きになってもらえるだろうか。
そして、男としてその子を誰よりも幸せにできるだろうか。
まったく自信がなかった。
どうすればいいかわからないまま時間だけが過ぎた。
そんな恋愛以上に僕を苦しめていたものがあった。
人生コンプレックスについて。
教員を目指していた。
人に影響を与えられる人間になることが僕の夢だった。
その手段として教員という選択があった。
悩んでいたり、苦しんでいる生徒は多い。
かつての僕のように、酷く孤独感を感じている生徒もいる。
その生徒に何かしらの居場所を作ってあげることができたら。
小さいことでも、何かきっかけを与えられたら。
そんな思いをもって教員採用試験を受けた。
結果は、面接がボロボロで落とされた。
僕には理想が高すぎた。机上の空論だった。
理想を実現させることは本当に難しい。
理想と現実とのギャップにずっと苦しんでいた。
この先教員になることができたとしても、今の僕では何も与えられない。
自分を再び見つめ直すことで見えてきたものがあった。
コミュニケーションが受け身であり、相手に対して踏み込むことができていなかったことに気づいたのだ。
そんな僕が人に影響を与えるなんて無理な話だった。
自分の場に引き込まなければ、影響は与えられない。
自分で場を作る必要があった。
社会人になるとそういった力がより一層必要になる。
社会に出て痛いほど実感した。
それから僕はコンプレックスを乗り越えるため。
人に影響を与える人間になるため。
自分を変える手段を探していた。
ナンパに出会うまで。
自分を変える手段。
まず手に取ったのは本だった。
自己啓発、心理学、教育、ビジネス書、自伝。
役に立ちそうなジャンルは手当たり次第に読み漁った。
朝から本屋に行って立ち読み。気に入ったものがあれば購入。
本当に良い本は線を引きながら何度も繰り返し読んだ。
100冊を超えたあたりであることに気づく。
知識や考え方ばっかり増えて、自分自身が何も変わっていないと。
なぜか。答えはすぐに出た。
行動していなかったからだ。
アウトプットの量が少なすぎた。
方法を変えてみよう。
次は、いろんな人に会うことにした。
何かヒントが見つかるかもしれない。
自分にはハードルが高かったが、しばらく会っていない友人から徐々に会っていった。
そこから友人の繋がりで知らない人とも会っていった。
異業種交流会や、怪しげなビジネスの会にも行った。
世の中にはまだまだ自分の知らない世界がたくさんあるんだ。
純粋に楽しかった。様々な世界知って、自分の視野の狭さに驚かされた。
それでも自分を変える抜本的な方法には出会えなかった。
ナンパに触れる機会は突然訪れる。
ナンパをしている。
そんな話を会社の先輩から聞いた。
さわやかなお兄さん、どちらかというと大人しそうな先輩。
先輩のナンパの話はすごく面白かったし、興味深かった。
それでも、自分にナンパなんて無理だと決めつけてしまっていた。
自分には関係ないことだ。でもどこか心に引っかかる。
そんな中、零時レイさんの究極の男磨き道 ナンパという本を見つける。
好奇心が強くて本当に良かった。とりあえず読んでみることにした。
身体に電流が走った。
無我夢中で読んだ。
ナンパに無限の可能性を感じた。
これだ!
直観で感じた。かつてない興奮を覚えていた。
ナンパ、やってみよう。
熱意だけで街に出た。
だが、当然のように地蔵。
何時間も歩いて、ようやく1人話しかけた。
無視された。
もう1人だけ。
なっち「あ、あの」
女の子「?」
なっち「どこへ行くんですか?」
女の子「・・・」
女の子は行ってしまった。
これ以上言葉は出てこなかった。
自分でもわかるくらい情けない声かけだった。
やっぱり僕には無理だ。
それでもようやく見つけた可能性を手放したくはなかった。
今、変わらなきゃ。ここで逃げたらこの先、死ぬまで後悔し続ける。
どうしても変わりたい。ここが人生のターニングポイントのように気がしてならなかった。
方法なら目の前にある。
変わりたいという願望と、無理だという感情で葛藤していた。
とにかく悔しかった。使えるものはすべて使ってやろうと思った。
ネットでナンパについて調べまくった。
そこでTAVという教材を見つけた。
情報商材。値段的にも信憑性的にも敷居が高い。
悩んだ挙句、TAVを買うことにした。
それは、この岡田という男が、自分と真逆の存在のように思えたからだ。
人間としての強さ、男らしさを強く感じた。
そんな人間の言葉を聞いてみたい。
仮にナンパができるようにならなくとも、自分にとって価値のあるものになるかもしれない。
そんな思いがあった。
購入後は毎日TAVを聞いていた。
どこから聞いても真新しく興味惹かれる内容だった。
本物の男だった。それに後でわかったことだが、子どもの頃の自分と重なる部分が多かった。
岡田さんの音声を聞いて勇気がわいてきた。
街に出る。
少しだけ声をかけられるようになった。
と言っても、会話が軽くできた程度。まだまだ道のりは遠かった。
それでも諦めたくはなかった。
地蔵を繰り返しつつも、街に出る頻度、声かけ数は少しずつ増えていく。
自分が納得するまでナンパを続けてみよう。
そう決意した。